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テーマ: |
「スピンと力学系」
スピン流に関する物理や新現象は、最近の精力的な研究により着々と理解が進んでいます。一方で、その現象は電気的磁気的な効果が主であり、力学的な現象としてとらえられた報告はあまり多くありません。しかし、古くはアインシュタイン・ドハースの実験などに見られるように、スピン系が角運動量として力学系に影響を与えることが予想されます。報告例の少なさは、その効果が非常に小さく検出が難しいことに起因すると思われますが、昨今の微細加工技術の進捗はその検出を可能にするのではないでしょうか。また、スピン流物理の理解が進んだ現在、新たな現象の発見も期待されます。本専門研究会はこのような観点から、スピン関連3件に統計物理関連1件を加えて御講演いただき、スピンと力学系に関する様々な視点からの議論の場としたいと思います。 |
日 時: |
2011年3月7日(月) 13:30〜16:45 |
場 所: |
東京大学本郷キャンパス工学部2号館4階245講義室
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参加費: |
無料 |
問い合わせ先: |
長浜太郎(産総研)
taro-nagahama@aist.go.jp(@を@にして送信下さい)
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オーガナイザー: |
安藤功兒(産総研)、白石誠司(阪大)、長浜太郎(産総研) |
プログラム: |
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座長 長浜太郎(産総研) |
13:30-14:15 |
力学的回転によるスピン流生成の理論
松尾衛(京大基研、原子力機構先端研) |
14:15-15:00 |
化合物半導体へテロ構造による MEMS 共振器
山口浩司(NTT) |
15:00-15:15 |
休憩
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座長 白石誠司(阪大) |
15:15-16:00 |
ナノ・スピンモーターの開発
廣畑貴文(ヨーク大・さきがけ) |
16:00-16:45 |
情報-自由エネルギー変換と回転分子モーター
鳥谷部 祥一(中央大) |
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