2012年度IEEE Magnetics Society Distinguished Lecturerの2名の講師を招待し、スピントロニクスとスピンカロリトロニクスの研究分野の概説と最近の研究動向を紹介いただいた。ともに物質中のミクロスコピックなスピンをデバイス応用するためのキーテクノロジーとして最近注目を集めている内容であり、活発な質疑応答、討論がなされた。若手研究者および学生の参加も多く、最新研究動向などがわかりやすく紹介され、企画意図とおりの充実した内容となった。各講演の内容は以下の通りである。
「Magnetoresistance and spin-transfer torque in magnetic tunnel junctions」