「Magneto- Optical and Spin-Transfer Switching Properties of Spin Valves with Perpendicular Magnetic Anisotropy」 青島賢一1、船橋信彦1、町田賢司1、宮本泰敬1、河村紀一1、久我淳1、清水直樹1、木村崇2、大谷義近2、佐藤史郎1(1. NHK技研、2. 東大 物性研)
スピントルク技術の3次元ディスプレーへの応用を紹介した。この技術では,従来方式では困難な、CPP の画素を数十ナノメータに狭めて高密度化することにより、広い視野角を実現することを目指している。スピントルクによりフリー層の磁化方向を書込み、その磁化状態をカー効果で白と黒の状態として判別した。カー回転角度が数度と大きな材料を見出す必要があるが、新たなスピントルクを用いた応用として興味深い。