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第4回強磁場応用専門研究会
 下記のとおり開催いたします。参加費は無料です。本専門研究会への皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日時:

2009年1月28日(水) 13:30〜18:00

場所: 東京大学本郷キャンパス 工学部9号館1階大会議室
会費: 無料
プログラム:
13:30−15:30
(質疑含む)
「超伝導材料開発からマグネット応用まで−東北大金研強磁場センターを中心として−」
淡路 智(東北大学 金属材料研究所)

要旨: 東北大学金属材料研究所附属強磁場超伝導材料研究センターでは、1992年頃から、冷凍機冷却超伝導マグネット開発を継続的に行い、大口径型では28T無冷媒ハイブリッドマグネット、強磁場型では高温超伝導インサートを用いた18T無冷媒超伝導マグネットなどへと発展させてきた。これらの技術は金属系超伝導材料の要であるニオブ3スズ超伝導線材や、高温超伝導線材開発などと密接に関連している。講演では,超伝導線材の開発とこれを反映した無冷媒超伝導マグネット開発、さらには将来計画として30T超伝導マグネット及び50Tハイブリッド計画などへの展開、さらにはこれらのマグネットを用いた新しい強磁場実験技術などについて解説し、今後の磁気科学への貢献としてどのようなことができるか提案したい。
15:30−15:45 休憩
15:45−17:45
(質疑含む)
「磁気力・電磁力による微粒子分離分析法の開発」
諏訪 雅頼 (大阪大学大学院 理学研究科)

要旨: 環境中や生体中にはnm-μmサイズの微粒子が多く存在し重要な役割を担っている。このような微粒子に対する分離分析法は確立されておらず、材料化学、環境科学および生命科学等の広い分野において非常に重要なテーマとなっている。我々は新しい微粒子分離・キャラクタリゼーション法として磁気泳動法や電磁泳動法を開発している。本講演では、磁気泳動法を用いた微小油滴界面に吸着した常磁性化合物の定量や光誘起スピン転移の検出、電磁泳動法を用いた微粒子表面分析法やクロマトグラフィー、また磁気質量分析法への展開について紹介する。
17:45−18:00 総合討論
オーガナイザー: 廣田 憲之 (物材機構)
e-mail:hirota.noriyuki@nims.go.jp
("@"を半角にして送信下さい)