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第3回強磁場応用専門研究会
下記のとおり開催いたします。参加費は無料です。本専門研究会への皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日時:
2008年11月10日(月) 14:00〜17:00
場所:
信州大学 松本キャンパス 理学部 多目的ホール
交通:
JR松本駅「お城口(東口)」を出て右前方「エスパ」地下1階、松本バスターミナルのりば1「信大横田循環線」、のりば3「浅間線」に乗車し約15分、バス停「信州大学前」下車して(190円)、進行方向右斜め前方に大学正門があります。
会費:
無料
プログラム:
14:00−15:00
(質疑含む)
「磁性がからむ機能材料についての基礎研究」
天児 寧 (信州大学理学部物理科学科)
要旨:
ホイスラー合金やラーベス相などの遷移金属化合物がハーフメタル特性、強磁性形状記憶効果、熱電効果等多彩な機能特性を持っていることが明らかになり、新機能材料の有力な候補として基礎、応用の両面から活発に研究が為されている。H.Yamadaらはスピン揺らぎを取り入れた遍歴電子メタ磁性理論からMg(Co,Ni)2系やFe(Si,Ge)系等が高い磁気冷凍材料としての特性を示すことを見いだした。また、彼らは3dと4dの遷移金属で構成される(Fe,Mn)(Rh,Pd)系で磁場誘起によるマルテンサイト変態が起こることを仮想原子近似により理論的に示している。そこで、Fe(Si,Ge)系、(Fe,Mn) Rh系について、主に磁化測定、メスバウアー効果測定から得られた磁気的性質を報告する。
15:00−15:15
休憩
15:15−16:15
(質疑含む)
「強磁気力発生マグネットでつくる地上の微小重力・過重力空間を利用した磁気科学研究」
藤原好恒 (広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻生命理学講座物理環境化学研究室)
要旨:
近年の磁気科学の研究において強磁石を利用する理由は,強磁場そのものが及ぼす効果や影響だけではなく,強磁気力が引き起こす効果や影響に魅力があるからである。特に強磁気力を重力と一緒に作用させると,地上において容易にしかも半永久的に微小重力や過重力の重力制御空間をつくることができる。その微小重力空間は,地球周回軌道におけるそれと同じように単なる微小重力の効果を調べるのに適しているだけではなく,強磁場を併せ持つ複合環境(反応)場としての効果をも期待できるところを特徴とする。そういった重力制御空間におけるソフトマテリアル,生物などの種々の物質を用いた材料,反応などの磁気科学研究を紹介する。
16:15−16:30
自由討論
16:30−17:00
研究室見学 (信州大学の強磁場応用関連の研究室を見学します)
オーガナイザー:
勝木 明夫 (信州大) e-mail akatuki@shinshu-u.ac.jp
廣田 憲之 (物材機構) e-mail hirota.noriyuki@nims.go.jp
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