来る7月3日と4日に、電気学会のリニアドライブ研究会と共同で開催します。次世代の高効率モータにおける磁性材料の開発課題について、モータ側から見た磁性材料の課題と磁気理工学側から見た磁性材料の開発方向について意見交換を行いたいと思います。
特にエネルギー問題が重大化する中で、軽量・高効率の次世代高速回転モータの開発が加速化しています。今回は、高速回転モータに伴う磁石の発熱問題および高周波磁界の下での保磁力対策を軸に討論を行います。
講演は、
- 次世代高速回転モータ設計(回転中の磁界計測、新FEM解析によるヒステリシス損失計算)
- 磁石の高周波磁界特性(新測定装置、各種磁石の高周波磁界特性)
- 周波磁界特性に優れた新磁石の開発(Nd系、Sm系異方性ボンド磁石)
- micro-mageticsによる高周波磁界の下での磁化挙動メカニズム解析
多面的な視点から次世代モータにおける磁石の問題を掘り下げる所存です。関係各位のご参加をお願い申し上げます。 |