第93回スピントロニクス専門研究会

量子とスピン

「量子」を基軸とする新しい学問分野が多くの分野を巻き込みながら形成されつつあり、またそれを利用した「量子技術」のもたらすイノベーションに期待が寄せられています。本研究会では、「量子」に関わるさまざまな研究を推進されている専門家を講師としてお招きし、ご講演いただきます。「量子」の研究と、「スピン」あるいはスピンを利用した技術であるスピントロニクスの研究との接点の理解を深め、今後の研究展開について議論いただく機会にしたいと考えています。多くの方々のご参加をお待ちしております。

開催日時:
2024年6月20日(木)13:00-17:20
場所:
東北大学 片平キャンパス ナノ・スピン総合研究棟4階カンファレンスルーム
(宮城県仙台市青葉区片平2−1−1)
共催:
東北大学先端スピントロニクス研究開発センター(CSIS)・スピントロニクス学術連携研究教育部門(CSRN)、東北大学電気通信研究所附属ナノ・スピン実験施設
参加費:
無料

参加申込:
締め切りました
申込期限:
2024年6月19日(水) 

*現地会場では参加申込受付は行いません。必ず事前登録をお願いいたします。

世話人:
水上成美(東北大)、深見俊輔(東北大)、廣畑貴文(東北大)、土井正晶(東北学院大)
問い合わせ先:
水上成美(東北大)
e-mail: shigemi.mizukami.a7_at_tohoku.ac.jp (_at_を@へ変更してください)

プログラム

座長:水上成美(東北大)
13:00-13:40
「超伝導スピントロニクス技術による超伝導量子ビットの拡張性向上」

○山下太郎(東北大)
13:40-14:20
「量子スピン液体におけるスピンの分数化;マヨラナ粒子と非可換エニオン」

○水上雄太1、松田祐司21東北大、2京都大)
14:20-15:00
「量子ドットが創る量子情報ネットワーク」

○藤田高史、深井利央、大岩 顕(阪大)
15:00-15:20
休憩(20分)
座長:深見俊輔(東北大)
15:20-16:00
「誤り耐性シリコン量子コンピュータの実現に向けた進展」

○野入亮人、武田健太、中島 峻、小林 嵩、Leon C. Camenzind、Amir Sammak、
Giordano Scappucci、樽茶清悟(理研、デルフト工科大、オランダ応用科学研究機構)
16:00-16:40
「生体磁場測定に向けたダイヤモンド量子磁力計の高感度化」

○関口直太、岩崎孝之、波多野睦子(東工大)
16:40-17:20
「量子センサを用いた磁性体のイメージング」

○佐々木健人、小林研介(東大)