第62回化合物新磁性材料専門研究会

「高圧力技術を利用した超伝導研究」
高圧力技術の進歩により、試料合成・物性測定において高圧技術を使った超伝導研究が盛んに行われている。高圧技術を用いた超伝導物質探索や多重極限環境下における物性解明に関する最新の研究成果を紹介していただき、今後の研究展開に関して議論したい。研究会のはじめに、大学院生を対象とした高圧測定に関するチュートリアル講演も行う。さらに本研究会の最後では、最近の超伝導研究と題した若手研究者を対象としたショートプレゼンを設け、活発な議論を行いたい。

日時: 2018年3月26日(月) 13:00―18:00
場所: 東京大学本郷キャンパス 情報基盤センター1F 103(〒113-8656 東京都文京区弥生2-11-16 )
    TV中継会場:SPring-8, 横浜国立大学
参加費: 無料
問い合わせ先: 首都大学東京理工学研究科物理学専攻 水口佳一
        mizugu_at_tmu.ac.jp(_at_は@に変換してください。)
        電気通信大学基盤理工学専攻 村中隆弘
        muranaka_at_ues.ac.jp (_at_は@に変換してください。)

        
プログラム

13:00     はじめに
13:10-13:20 チュートリアル「高圧力技術を利用してできること」
松林和幸 (電通大)
13:20-13:50 高圧力によって誘起される強相関電子系物質の新奇な量子相転移(PDF)
松林和幸 (電通大)
13:50-14:30 高圧効果・化学圧力効果を用いた新超伝導体の開拓(PDF)
水口佳一 (首都大)
14:30-14:40 休憩(10分)
14:50-15:20 高圧技術を利用した梯子型鉄化合物超伝導体の開発(PDF)
高橋 博樹 (日大)
15:20-16:00 コンビナトリアルケミストリー法を用いた高圧下での新超伝導物質探索の試み(PDF)
伊豫 彰 (産総研)
16:00-16:10 休憩(10分)
16:10-    ショートプレゼン「最近の超伝導研究」(若手研究者) 各10分程度
         3/16まで随時募集 (水口・村中へお問い合わせください)