平成19年度(2007年度)事業計画(案)
(平成19年4月1日~平成20年3月31日)
本年度の学術講演会、研究会、講習会、専門研究会、学会誌発行、表彰、国内外関連機関との交流等の各事業は次の計画により行う。
- I 事 業
1.研究発表会、講演会等の開催(定款4条1号)
- 1.1 学術講演会
- 磁気に関する基礎から応用までの全般にわたる研究成果の発表・討論の場として学術講演会を年度内に1回開催する。
本年度は平成19年9月11日(火)から14日(金)まで学習院大学(東京都)において第31回日本応用磁気学会学術講演会を開催する。本年度の学術講演会は、これまでと同様に国内外の新しい磁気に関する研究成果をもれなく集め、約80セッションを設け約500篇の講演論文を集めて行う。
- 1.2 国際会議の主催、共催
- 平成19年9月24日(月)から9月26日(水)までPittsburg(米国)においてMORIS2007「熱・光が関る磁性材料とそのデバイスに関するワークショップ」を主催する。
- 平成19年10月15日(月)から10月17日(水)まで東京において第8回垂直磁気記録国際会議(PMRC2007)を日本学術振興会144委員会と共催する。
- 平成19年7月30日(月)から7月31日(火)まで台湾において4th Asia Forum 2007を台湾磁気技術協会及び韓国磁気学会と共催する。
- 平成19年10月21日(日)から10月25日(木)までSingaporeにてInternational Symposium on Optical Memory 2007(ISOM)を応用物理学会と共催する。
- 1.3 研究会
- 新しくまた興味深い応用磁気を主題とした研究会を、年に6回を原則として定期的に開催する。本年度の研究会の開催計画は次のとおりである。
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開催期日研究会の主題(仮題)
第154回 平成19年 5月 ナノ構造磁性体作成技術の新展開 第155回 平成19年 7月 磁気センサー・イメージングの最近の進展 第156回 平成19年10月 医用磁性ビーズの作製とその応用 第157回 平成19年11月 実装技術における高周波磁気応用の新展開 第158回 平成20年 1月 ハイブリッド記録の現状と将来展望 第159回 平成20年 2月 磁性半導体
- 1.4 講習会
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- 「MSJ初等磁気工学講座」とMSJサマースクール「応用磁気の基礎」を開催する。
- 青少年を対象に、磁気に関する啓蒙的講座を年2回開催する。
- 1.5 専門研究会
- ナノマグネティックス専門研究会、ナノバイオ磁気工学専門研究会、化合物新磁性材料専門研究会、ハイブリッド記録専門研究会ならびにスピンエレクトロニクス専門研究会を平成18年度に引き続き、それぞれ年数回開催する。
- 2.学会誌、その他の図書の刊行(定款4条2号)
- 2.1 学会誌および会報の発行
- 論文誌「日本応用磁気学会誌」を、平成19年度内にVol.31, No.3(通巻第225号)からVol.32, No.2(通巻第230号)まで隔月で、年度内6回発行する。なおVol.32, No.1、2については学会誌名称変更も計画する。また会報「まぐね」を平成19年度内にVol.2, No.4(通巻第16号)よりVol.3, No.3(通巻第27号)まで毎月、年度内12回発行する。「日本応用磁気学会誌」は日本語ならびに英語の原著論文掲載に特化し、「まぐね」は特集記事を中心に、連載講座、解説、トピックスなど応用磁気分野の最新情報の発信源とする。
- 2.2 出版活動の推進
- 出版WGを組織し、出版事業を計画してきたが、今年度より教科書シリーズ、並びに参考書シリーズとして具体化する方向で検討に入る。本事業は出版社が主体となって編集、刊行を行うが本学会は企画、監修に参画する。
- 3.研究及び調査の実施(定款4条3号)
- 3.1 電子化の推進
- 広報委員会を中心に会員サービスの拡大のための情報サービスの充実を図る。具体的には、論文の電子投稿、電子査読など現在進めているものの一層の充実、電子ジャーナルの本格稼動とバックナンバーのWeb化、また会員に対する電子メールを中心とする各種サービスなどさらなる充実について検討を行う。
- 4.研究の奨励及び研究業績の表彰(定款4条4号)
- 本年度は学会賞、業績賞、優秀研究賞、論文賞、学術奨励賞(内山賞)、学生講演賞、技術功労賞、新技術・新製品賞、および出版賞の表彰を行う。
- 5.内外の関連学協会との連絡及び協力(定款4条5号)
- 米国電気電子学会(IEEE)のMagnetics Society、韓国磁気学会(KMS)、台湾磁気技術協会(TAMT)、ロシア磁気学会および中国、英国、ドイツ、フランス等、国内外の関連学会団体と相互協力および情報交換を行う。
- II 会 議
- この年度に開催する主要な会議である総会、理事会および評議員会は次により実施する。
- 1. 総会
- 本年度の通常総会は平成19年5月15日(火)に開催し、平成18年度事業報告および収支決算、平成19年度事業計画および収支予算、定款変更、名誉会員の推薦、次期役員・評議員選任などについて審議・議決する。
- 2. 理事会
- 本年度の理事会は、原則として6回開催し、総会および評議員会への提出議案の作成、総会での決定事項の実施、会務の整備、各事業の充実等について審議する。
- 3. 評議員会
- 本年度の評議員会は、平成19年5月15日(火)の通常総会時、学術講演会開催時および平成20年3月中旬に開催する。評議員会は総会に付議すべき事項および会長が必要と認める事項について審議する。