日本磁気学会論文特集号–Trans. Magn. Special issues–投稿の手引き
日本磁気学会論文特集号–Transaction of the Magnetics Society of Japan–投稿の手引き
平成26年 11月14日 一部改訂
平成28年 3月30日 改 訂
「日本磁気学会論文特集号–Transaction of the Magnetics Society of Japan Special issues–」に投稿する原稿は、別に定める「日本磁気学会投稿規定」および、この「日本磁気学会論文特集号投稿の手引」に従って記述する。原稿は日本語または英語とし、英語で論文の原稿を作成する場合には「A Camera-Ready Format for Submission of Manuscripts」、日本語で論文の原稿を作成する場合には「カメラレディ(和文)」に従って記述し、カメラレディフォーマットで提出する。
※ 注意: カメラレディ原稿の場合、著者より提出された最終原稿がそのまま写真製版用原稿として用いられる。このため著者校正は行わない。したがって、提出原稿の不備に起因する誤植や印刷不鮮明などのトラブルに関する責任を、学会が負うことはできない。最終原稿は著者の責任で充分確認を行った上で提出すること。
1. 原稿の長さ
A4判で刷り上がり頁数の制限はない。原稿の体裁と、使用する活字の種類、大きさ等については、11.原稿の体裁を参照すること。
2. 題名
題名は、原稿の内容を限定的、かつ適切に示すように書く。題名は、むやみに長くならないようにする。学術講演会の題名にとらわれることなく、適切な題名を付けてもよい。また、日本語の場合は、題名に英訳をつける。
3. 著者名と所属機関名
原稿では題名に続いて、著者名、所属機関名称および所在地のみを記載する。複数の所属機関の著者が連名の場合には、半角肩つきの‘ a) ’、‘ b) ’を著者名の後に付け、対応する所属機関名の前に‘ a) ’、‘ b) ’を付ける。責任著者(Corresponding author)は、著者氏名に肩つきのダガー(dagger)†を付ける。また、著者名と所属機関名に英訳をつける。
4. 要旨
要旨は、英語で200語以内で記述する。段落はつけない。要旨は、所属機関名称および所在地の次に書く。
5. キーワード
以下に従ってキーワードを記述する。
5.1 要旨の次の行に、“Key words:”と書き、その後に“,”で区切って記述する。
5.2 論文の内容を的確に表現する語句を本文中より5~10語選定し、英語で記述する。
5.3 キーワードとして、より具体性のある語句を選ぶ。たとえば、anisotropyよりも perpendicular magnetic anisotropyとする。
5.4 特に意味のある場合や省略語を除き、すべて小文字を使用する。
5.5 できる限り名詞と形容詞だけを用いて表現する。冠詞、前置詞、接続詞などは使わない。たとえば、the magnetic recording and the recording medium ではなく、magnetic recording と recording medium の2つのキーワードにする。
5.6 複合語や省略語は慣用されているものに限る。
5.7 物質名はなるべく化学式で具体的に表現する。magnetite ではなく Fe3O4 と記述 する。Fe–Al alloy ではなく Fel-xAlx(x = 0 – 0.5) と記述する。
6. 本文
本文は、以下に記載の点に注意して記述する。
6.1 謝辞以外には称号を用いない。
6.2 本文中の脚注記号・文献番号は全角上付き文字を用いる。
6.3 本文中の変数および数式はイタリック体(斜体)を用いる。また、式の中では、できるだけスペースを入れて読みやすいようにする。たとえば、「Ms」、「Ku」、「E = E0 log(kT/2d ) (1)」とする。
6.4 本文中の注は脚注として、肩つき”*1″、”*2″等で表す。注はそのページの下に本文と区別して書く。
6.5 原稿中に製品名や製品番号を使わない。
6.6 複合語、省略語および物質名については、本文においても5. キーワードの5.6および5.7に従って記述する。
6.7 国際単位系(SI)を使うことを推奨する。ただし、磁気関係のSI単位への移行がほとんど進んでいないので、cgs単位系等他の単位系の使用は認める。単位系について不明な点がある場合には、日本磁気学会のホームページに掲載されている「推奨単位」を参照する。
6.8 単位はイタリック体(斜体)にはしない。数値と単位との間は、「15 cm」、「200 V」と半角のスペースを挿入する。
7. 付録と謝辞
付録が必要な場合には、本文の次に記載する。謝辞は、Referencesの前に記載する。
8. 参考文献
参考文献は、本文中では肩つき “1)” 、 “3)~5)” の形をとる。本文の最後に、「References」のタイトルを章と同様にゴシック体で書き、以下の例に従い、英文でできる限り詳しく引用する。雑誌名は斜体にし、巻の番号は太字にする。コロン、カンマなどにも注意する。日本磁気学会ホームページの「日本磁気学会誌投稿の手引き」の「雑誌タイトル略記表」に省略名が記載されている場合には、その省略名を用いる。和文の単行本で、英文の書名がある場合は、それを用いる。書名が和文のみの場合は、ローマ字で表記する。
8.1 雑誌の引用
著者名:雑誌略名,巻,頁(出版年).
E. S. Murdock, R. F. Simmons, and R. Davidson: IEEE Trans. Magn., 28, 3078
(1992).
F. Yamashita and Y. Yamagata: J. Magn. Soc. Jpn., 23, 1117 (1999).
8.2 単行本の引用
著者名:書名,編集者,頁(出版社,出版地,発行年).
S. Chikazumi: Physics of Ferromagnetism, Vol.1, p. 113 (Syokabo, Tokyo,1978).
K. Ohta: Jikikogaku no Kiso 1 (in Japanese), p. 198 (Kyoritsu Shuppan, Tokyo,1973).
8.3 プロシーディングス、ダイジェスト、概要集などの引用
著者名:プロシーディングス名,会議名,編集者,開催地,開催年,頁(出版社,出版地,出版年).
A. Fukumoto and S. Yoshimura: Proc. SPIE 1663, Optical Data Storage, ed. by D. B. Carlin and D. B. Kay, San Jose, 1992, p. 216 (The Society of Photo-Optical Instrumentation Engineers, Washington, 1992).
ただし、プロシーディングス名と会議名が一致するときは、会議名を書かなくてもよい。
8.4 雑誌のサプリメントとして発行されている場合は雑誌名も記入する。
R. J. Gambino: Proc. Magneto-Optical Recording Int. Symp., Tokyo, 1991,
J. Magn. Soc. Jpn., 15 (Suppl. No. S1), 1 (1991).
8.5 プロシーディングスが発行される前に限り、ダイジェスト、概要集を引用できる。
S. Uchiyama: Dig. Magneto-Optical Recording Int. Symp., Tucson, 1992, p. 1 (The Magnetics Society of Japan and The IEEE Magnetics Society, 1992).
M. Onishi, A. Kida, L. Lee and M. Matsui: Dig. 24th Annual Conf., Tokyo 2000, p. 328 (The Magn. Soc. Jpn. 2000).
8.6 私信(e-mailなど)
S. Oshima (private communication, April, 2001).
8.7 webページを引用する場合はURLおよび参照した日を明記する。URLには、オリジナルのファイル名まで正確に表記する。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj2/index.html (As of April 15, 2005).
8.8 特許の引用
特許を引用する場合は、特許権者または出願者名、公開番号、公告番号、登録番号等、公開されたものを引用する。
S. Oshima: Kokai Tokkyo Koho JP 2005-88888(2005).
T. Yamada: US Patent A.P. US 2005-9999999(2005).
9. 原稿受理日と採録日
原稿受理日と原稿採録日、また原稿に大幅な修正があった場合は、さらに再受理日を参考文献の次の行に記載する。記載方法はカメラレディフォーマットを参照すること。原稿受理日、再受理日、採録日は日本磁気学会編集委員会から連絡する。
10. 図、表、写真など
10.1 図と写真は通し番号とし、 Fig.1、 Fig.2 のように表し、表は Table 1、Table 2 のように表わす。
10.2 図、表、写真の標題、説明、図中の文字などはすべて英語で表記する。省略語(たとえばLCD)や慣用句(たとえば van Alphen)を除いて、冒頭の文字のみ大文字とする。表の標題と説明は表の上に、図と写真の標題と説明は、図の下に記述する。図、表、写真中の文字の大きさは、高さが1.5 mm以上になるようにする。
11. 原稿の体裁
原稿の体裁の詳細について、“カメラレディ―(和文)”の体裁を参照し、その文面に書かれている指示どおりに原稿を作成する。
12. 原稿の提出
原稿は日本磁気学会投稿規定の、2.投稿手続きに従って提出する。オンライン投稿とする。
オンライン投稿の方法は、 MSJ投稿査読システムに掲載されている著者・ユーザ登録マニュアルの「3.投稿原稿の作成」に従うこと。
英文添削用原稿には、論文の第1ページに記載されている論文題目、著者名、所属機関、所属機関住所、アブストラクト、キーワードを12 point 以上のフォントを使い、ダブルスペースで書き直した原稿と、図表と写真を用意する。図表、写真はCaptionが12 point 以上となるよう全体を拡大し、1ページに1、2枚を目安として添付する。ただし、英文原稿で全文のリライトを希望する場合には、採録決定後に12 point 以上のフォントを使いダブルスペースで書き直した全文を1部提出する。
以上
<参考資料リスト>