日本磁気学会

シンポジウム

シンポジウム

世話人の推薦する招待講演のみからなるセッション(形式A)の他、
世話人の推薦する招待講演に加え、シンポジウムでの発表を希望する一般講演を含んだセッションを開催いたします。(形式B


シンポジウム向け一般投稿の締切は6月11日(火)24時です。
皆様の積極的な講演申込みをお待ちいたしております。
なお締切り後に、シンポジウムを選択して投稿された論文は、自動的に第2希望、または関連分野の一般講演といたします。


シンポジウム一覧


Fundamental theory and application of magnetics of motor drive system for electrical vehicle形式A

代表世話人:柳井武志(長崎大)

我が国では、電力消費の約半分をモータが消費しており、その小型化・省エネ化が強く求められている。パワーエレクトロニクス技術は、モータの小型化・省エネ化の実現に向け、必要不可欠な技術となりつつあるが、モータ内部の磁界が複雑に変化するため、現象理解を複雑にしている。本シンポジウムでは、モータ・パワーエレクトロニクス応用例として、電気自動車のためのモータ駆動システムの磁気現象を中心に現状の課題を把握し、その解決に向けた物理的な磁気現象の解釈や磁気特性の正確な測定技術に関して言及していく。

ページTOPへ


Recent progress of non-destructive measurement and imaging by highly sensitive magnetic field detection techniques形式A

代表世話人:安藤康夫(東北大)

近年、いくつかの新しい磁気センシング技術の技術革新がきっかけとなり、従来と比較して微小な磁場が測定、検出可能になっている。この磁気センシング技術の高感度化を背景として、構造物内部や表面の欠陥や傷、電子デバイスの電流分布や不良を高精度に、かつ、対象物を破壊することなく検査可能になってきている。本シンポジウムでは磁気を利用した最先端の非破壊検査およびイメージング技術の最先端研究開発の現状について、企業を含む6名の招待講演者にご講演いただく。

ページTOPへ


Evolutions of Spintronics Opened up by Topology形式A

代表世話人:中村志保(東芝メモリ)

連続変形に対する不変性に着目した新しい切り口であるトポロジーは、基礎学理の研究から一歩踏み出し、革新的な機能が期待される材料・デバイス創出に向けてその研究フェーズを移行させつつある。スピントロニクスにおいても磁気スキルミオンや巨大なスピン軌道トルクを生むトポロジカル材料など、急速に注目度がアップしている。この時期に、トポロジーの背景からトポロジカルなスピン構造および電子構造が創る物性・機能、さらには応用まで、チュートリアル的な講演から最先端の研究成果までを一堂に集めたシンポジウムを提案する。なお冒頭に、「まぐね」Vol.13No.6特集「トポロジカルエレクトロニクスとその周辺」にてトポロジカル磁性体に関する背景と概要をご紹介いただいた金澤先生によるチュートリアル的な講演を設けた。「まぐね」解説記事と講演の相乗効果は、磁気学会会員による議論を一層活性化させるものと期待する。

ページTOPへ


New measurement approaches to magnetics形式A

代表世話人:菊池伸明(東北大)

新しい物理現象の探索には、新規計測手法の開発が不可欠である。また、既存の手法であっても、測定対象への最適化・周辺技術の発展により新たな展開が得られている。今回は、磁気・磁性の分野で新しい計測技術の開発に取り組んでいる講演者を招くシンポジウムの開催を提案する。技術が確立し、すでに成果が出ているテーマだけではなく、開発中・現在進行形の話題も取り入れ、将来的な共同研究への発展も期待したい。

ページTOPへ


Symposium on research trends in permanent magnet形式B

代表世話人:大久保忠勝(物材機構)

HEVなどの電気自動車用駆動モータの基幹素材として希少元素を使用しない/低減した永久磁石材料の研究開発が精力的に始められてから約15年が経過し、次世代磁石材料に向けた研究成果が出つつある。本シンポジウムでは、新規磁石材料・磁石の最も重要な応用であるモータ・特に進展が目覚ましい理論及び解析技術の3つをキーワードとし、磁石研究の最新動向を材料・応用・理論の観点から議論する場としてシンポジウムを企画したい。
シンポジウムは、近年特に注目を集めている5つの内容(モータ基盤技術の開発、新規RFe12系磁石の開発、Ce活用省Nd磁石の開発、放射光による精密構造・磁区解析、理論的アプローチによる磁石材料開発)について、招待講演を行い、上記キーワードに関する内容の一般公演も募集する。

ページTOPへ


Innovative trials for New Spin Computing形式A

代表世話人:粟野博之(豊田工大)

ページTOPへ

PAGETOP
Copyright © 公益社団法人 日本磁気学会 All Rights Reserved.