第252回研究会/第95回スピントロニクス専門研究会
キメラ準粒子が切り拓く新物性科学
現代の電子デバイスは準粒子に基づいており,これにより複雑な物性現象を少数の準粒子の運動として理解できる.例えばフォノンやフォトンなどがそれに該当する.準粒子同士を人工構造や物質設計などの手法で「キメラ準粒子」として結合させることで新たな物性と機能が期待される.これにより,新たな物性現象の発見や高機能デバイスの基盤形成が期待される.本研究会では, “キメラ準粒子”に関する分野でご活躍の5名の先生方を講師に迎え物性研究に関して基礎から応用にわたる視点からご議論いただく.多くの方のご参加をお待ちしております.
*1月24日までに参加登録・参加費支払いをされた参加者には、PDF版の研究会資料を配布,
「冊子を購入する」を選択された方には,研究会終了後に資料冊子を発送いたします.
*現地会場では現金のみ参加受付いたしますが,PDF版資料のお渡しはありません.
- 日時:
- 2025年1月29日(水)13:00 ~ 16:40
- 場所:
- ハイブリッド開催 (現地会場およびZoom開催)
現地会場:ワイム貸会議室御茶ノ水Room E
(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 御茶ノ水安田ビル4F) - 参加申込:
- 申込フォーム
- 参加費(PDF版資料代含む):
- 無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員) - 冊子資料:
- 2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
- *参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません - 支払方法:
- PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします.
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください.銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640口座名義 公益社団法人 日本磁気学会 - 申込・支払期限:
- 2025年1月24日(金)
- 問い合わせ先:
- 日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
- オーガナイザ:
- 大谷義近(東大),小野輝男(京大),湯浅裕美(九大),山田啓介(岐阜大)
できるだけ事前の参加申し込みをお願いいたします.
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください.
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください.
- プログラム
座長:小野輝男(京大)
- 13:00 – 13:40
- 回転運動で誘起される磁気の理論とそのカイラルフォノンへの応用
○村上修一(Science Tokyo)
- 13:40 – 14:20
- テラヘルツスピントロニクスのキメラ準粒子研究への展開
○中嶋 誠(阪大)
- 14:20 – 15:00
- 音響磁気回転効果を用いた準粒子合成
○能崎幸雄(慶大)
- 休憩(20分)
座長:湯浅裕美(九大)
- 15:20 – 16:00
- キラル誘起スピン選択性の進展
○三輪真嗣(東大)
- 16:00 – 16:40
- マグノンとフォノンのキメラ化によるフォノンエンジニアリング
~極超音波回路による高周波信号処理技術の創出を目指して~○畑中大樹 (NTT)
当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.