第248回研究会/第72回強磁場応用専門研究会
電解質溶液への電磁流体力学効果とその応用
電磁流体力学(Magnetohydrodynamics, MHD)は,磁場中での導電性流体の運動を取り扱う学問分野で,20世紀中頃よりプラズマや液体金属を主な対象として発展してきました.超伝導磁石で発生できるような強磁場を用いれば,電解質水溶液においても様々なMHD効果を観測することが可能です.本研究会では,電解質水溶液に対するMHD効果の応用研究(分離,撹拌,キラル発現,発電など)について,最近の動向を6名の講師の方々にご紹介いただきます.多くの方のご参加をお待ちしております.
*5月30日までに参加登録・参加費支払いをされた参加者には、PDF版の研究会資料を配布,
「冊子を購入する」を選択された方には,研究会終了後に資料冊子を発送いたします.
*現地会場では現金のみ参加受付いたしますが,PDF版資料のお渡しはありません.
- 日時:
- 2024年6月3日(月)13:00 ~ 17:20
- 場所:
- ハイブリッド形式 (現地会場およびZoom開催)
現地会場:連合会館401会議室
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11) - 参加申込:
- 締め切りました
- 参加費(PDF版資料代含む):
- 無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員) - 冊子資料:
- 2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
- *参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません - 支払方法:
- PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします.
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください.銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640口座名義 公益社団法人 日本磁気学会 - 申込・支払期限:
- 2024年
5月30日(木)6月3日(月) 延長しました - 協賛:
- 日本磁気科学会,応用物理学会,低温工学・超電導学会
- 問い合わせ先:
- 日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
- オーガナイザ:
- 諏訪雅頼(阪大),廣田憲之(NIMS)
できるだけ事前の参加申し込みをお願いいたします.
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください.
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください.
- プログラム
座長:諏訪雅頼(阪大)
- 13:00 – 13:05
- はじめに
○諏訪雅頼(阪大)
- 13:05 – 13:45
- MHD流れの方程式と代表的な流れ
○上野和之(岩手大)
- 13:45 – 14:25
- 液体金属処理プロセスへの電磁場の応用
○岩井一彦(北大)
- 14:25 – 15:05
- 磁気電析によるキラル界面生成とキラル対称性の破れ
○茂木 巌(元東北大)
- 休憩(15分)
座長:廣田憲之(NIMS)
- 15:20 – 16:00
- 微小領域における磁気流体力学効果を利用した分離・分析法の開発
○飯國良規(名工大)
- 16:00 – 16:40
- 海流MHD発電手法の開発に向けた海水電解に及ぼす磁場の影響解明
○青木 誠(トヨタ紡織)
- 16:40 – 17:20
- 電磁アルキメデス力を用いたマイクロプラスチック分離の可能性
○野村直希(福井工大)
当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.