第244回研究会/第7回磁気センサ専門研究会
磁性金属の異常ホール・ネルンスト効果と磁気および熱流センサへの応用
巨大磁気抵抗効果やトンネル磁気抵抗効果を利用した、磁気抵抗型のセンサ素子の高感度化が進んでいるものの、複雑な多層膜構造を用いていることで低コスト化が難しい側面もある。一方、シンプルな素子構造で高性能な磁気および熱流センサ素子へと応用することを目的として、大きな異常ホール・ネルンスト効果を発現する材料研究が注目されている。本研究会では、異常ホール・ネルンスト効果の基礎物理を理解するとともに、最近の材料開発およびセンサ素子応用に向けた研究の進展を講師の先生方に講演いただく。
- 日時:
- 2023年9月15日(金)13:00 ~ 16:30
- 場所:
- ハイブリッド形式 (現地会場およびZoom開催)
現地会場:東北大学電気通信研究所ナノ・スピン総合研究棟 4階 カンファレンスルーム
(仙台市青葉区片平2丁目1-1) - 参加申込:
- 締め切りました
- 参加費(PDF版資料代含む):
- 無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員) - 冊子資料:
- 2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
- *参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません - 支払方法:
- PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします.
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください.銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640口座名義 公益社団法人 日本磁気学会 - 申込・支払期限:
- 2023年9月13日(水)
- 協賛:
- 電気学会 磁気センサとAI技術を活用したセンシングシステム調査専門委員会
- 問い合わせ先:
- 日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
- オーガナイザ:
- 大兼幹彦 (東北大)、中野貴文 (東北大)、角田匡清 (東北大)
事前の参加申し込みのみ受付いたします。現地会場で参加登録は行いませんのでご注意ください。
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください。
- プログラム
座長:角田匡清 (東北大)
- 13:00 – 13:40
- 異常ホール効果の基礎
○佐久間昭正(東北大)
- 13:40 – 14:20
- 異常ネルンスト効果の基礎
○水口将輝(名大)
- 14:20 – 14:50
- Mn系合金の異常ホール効果(仮題)
○中辻 知(東大)
- 休憩(10分)
座長:大兼幹彦(東北大)
- 15:00 – 15:30
- Fe-Sn薄膜素子が示す異常ホール効果と磁気抵抗効果を用いた磁気センサ応用
○塩貝純一(阪大)
- 15:30 – 16:00
- 異常ホール効果を用いた磁気記録再生ヘッド
○中谷友也(NIMS)
- 16:00 – 16:30
- 異常ネルンスト効果を用いた超低熱抵抗熱流センサの開発
○桜庭裕弥(NIMS)
当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.