「有機/分子磁性材料の現状と今後の展開」
有機/分子磁性材料は、分子レベルで材料設計が可能なため磁性体の設計自由度が高く、様々な機能を付与した磁性体について国内外で精力的に研究が行われています。 現状では、有機/分子磁性材料は有機エレクトロニクスやスピンエレクトロニクスへの展開を模索している段階です。この背景には、有機/分子磁性材料に関する研究成果が他分野の研究者に、未だ浸透しておらず、シーズとニーズが融合できていないことが一因に挙げられると考えられます。本研究会では、有機/分子磁性材料の基礎から応用に至る幅広い研究内容を第一線でご活躍されている5人の講演者にご発表いただき、今後の有機磁性材料の展望を議論しあえる機会となりますように、今回の研究会を企画しました。
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