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日本磁気学会 第196回研究会
「有機/分子磁性材料の現状と今後の展開」

 有機/分子磁性材料は、分子レベルで材料設計が可能なため磁性体の設計自由度が高く、様々な機能を付与した磁性体について国内外で精力的に研究が行われています。
現状では、有機/分子磁性材料は有機エレクトロニクスやスピンエレクトロニクスへの展開を模索している段階です。この背景には、有機/分子磁性材料に関する研究成果が他分野の研究者に、未だ浸透しておらず、シーズとニーズが融合できていないことが一因に挙げられると考えられます。本研究会では、有機/分子磁性材料の基礎から応用に至る幅広い研究内容を第一線でご活躍されている5人の講演者にご発表いただき、今後の有機磁性材料の展望を議論しあえる機会となりますように、今回の研究会を企画しました。

 
日時: 2014年5月16日(金) 13:00 〜 16:40
場所: 中央大学駿河台記念館 320号室 (東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
TEL:03-3292-3111 (記念館事務室)
URL:http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/
参加費: 無料(研究会資料予約購読者,学生)
2,000円(会員,協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員,協賛会員,非会員,学生)
協賛: 応用物理学会、日本化学会、日本金属学会、日本物理学会
問合せ先: 日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
URL:http://www.magnetics.jp/seminar/topical/196.html
オーガナイザ: 東 大地(日立金属)、川口建二(産総研)、野村 光(阪大)、山口明啓(兵庫県立大)

プログラム:
座長:川口建二(産総研)
13:00 - 13:40 「分子磁性研究の新潮流:有機エレクトロニクスと固体電気化学への発展」
○阿波賀 邦夫(名大)
13:40 - 14:20 「有機トランジスタにおける電荷キャリアのESR観測」
○黒田新一(名大)
14:20 - 15:00 「単分子量子磁石を用いた量子分子スピントロニクスの最前線ー野茂とイチローはどちらがえらいか?ー」
○山下正廣(東北大)
休憩(20分)
座長:山口明啓(兵庫県立大)
15:20 - 16:00 「空気中でも安定な炭素中心型π共役中性ラジカル:基礎物性と電池活物質への応用」
○森田 靖(愛工大・阪大)
16:00 - 16:40 「有機太陽電池における磁気伝導効果」
○生駒忠昭(新潟大)
研究会でのビデオ、写真撮影および録音はご遠慮頂いております。