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日本磁気学会第187回研究会
第46回ナノバイオ磁気工学専門研究会
「磁気ハイパーサーミアと磁性ナノ粒子〜医学・臨床の立場から」

 癌の温熱療法であるハイパーサーミアにおいて、体内の発熱体に対して体外から簡便にエネルギーを供給できる、磁気を利用する方法には大きな期待がかかっています。磁気工学としては、人体サイズのコイル・電源・回路システム、発熱体となるインプラントや磁性ナノ粒子の材料・構造などが研究対象となります。また、磁性ナノ粒子は、実用されている磁気共鳴画像診断(MRI)用造影剤や、このハイパーサーミア以外にも薬剤送達(ドラッグデリバリーシステム)、非ウイルス性の遺伝子導入キャリアなど多岐に渡るバイオ医療応用が研究開発されています。
本研究会では、磁気ハイパーサーミアと磁性ナノ粒子について、医学・臨床の立場から最新の研究を紹介していただきます。磁気工学に対する期待と課題を明確にして、今後の研究開発の方向性を見極め、磁気工学が一層、貢献していくことを意図しています。磁気医療応用に関連する研究動向と今後の展望を討論する機会として、多くの皆様方のご参加をお待ちしております。

 
日時: 2012年12月7日(金) 13:00〜16:50
場所: 中央大学 駿河台記念館 560号室 
(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
TEL: 03-3292-3111
参加費: 無料(研究会資料年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
共催: IEEE Mag. Soc. Japan Chapter
協賛: 応用物理学会、磁性流体研究連絡会、電気学会、ナノ学会、日本金属学会、日本磁気科学会、日本生体医学工学会、日本生体磁気学会、日本セラミックス協会、日本ハイパーサーミア学会、粉体粉末冶金協会
問合せ先: 日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
http://www.magnetics.jp/seminar/topical/187.html
オーガナイザ: 竹村泰司(横国大)、清野智史(阪大)

プログラム:
座長:松木英敏(東北大)
13:00-13:05 「はじめに」
13:05-13:55 「磁気リポソーム微粒子を用いた癌の温熱療法(特別講演)」
小林 猛(中部大)
13:55-14:35 「前立腺がん化学療法における磁性体ナノ粒子の効果」
渡邉昌俊,佐藤明子,岩ア有由美,深井瑛美,岡本大樹,栗岡大輔(横国大)
14:35-14:50 休憩
座長:竹村泰司(横国大)
14:50-15:30 「臨床におけるハイパーサーミア:頭頸部領域を中心に」
藤内 祝(横市大)
15:30-16:10 「高温ハイパーサーミア機器の開発
〜伴侶動物での症例とヒトでの治験について〜」

中住慎一,宗像康明(アドメテック)
16:10-16:50 「磁気ハイパーサーミアにおけるインプラント型発熱体の利点」
中川 貴1,清野智史1,山本孝夫1,権藤立男2,橋本 剛2,大堀 理2(1阪大、2東京医大)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影および録音をご遠慮いただいております。