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「磁場と生体」
〜その相互作用と医療への応用〜
私たちの日常生活の中で、磁場は様々なところで利用されています。MRIなどの医療機器にも用いられることから、私たちが強い磁場に接する機会も増えてきています。磁場の生体に対する影響は、古くから注目されてきましたが、実は、磁場と生体の相互作用に関する科学的な理解が深まってきたのは、ごく最近のことです。これに伴って、近年は、磁場をツールとして、脳機能の解明に関する研究や、その非接触性という特色を生かした治療技術の研究も著しい進展を見せています。本研究会では、静磁場・変動磁場が生体に及ぼす影響の評価や、磁気刺激を利用した脳機能研究、磁気を用いた治療や、医療用途を目的とする電力・信号伝送技術の開発など、磁場と生体にかかわる研究の最新の成果をご紹介いただきます。ご興味をお持ちの多くの方々の参加をお待ちしております。
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日時: |
2010年3月1日(月) 10:30-17:00 |
場所: |
中央大学駿河台記念館320号室 (東京都千代田区神田駿河台3-11-5、JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
電話: 03-3292-3111
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協賛: |
(依頼中) 日本磁気科学会、応用物理学会、日本化学会、低温工学協会、電気学会、日本物理学会
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参加費: |
無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員) |
資料代: |
1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生) |
問合せ先: |
日本磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106 |
オーガナイザ: |
清野智史(阪大)、廣田憲之(物材機構)
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プログラム: |
座長:廣田憲之(物材機構) |
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10:30−11:15 |
溶液中の細胞・タンパク質における強磁場効果とパルス磁場効果の比較 岩坂正和 (千葉大)
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11:15−12:00 |
経頭蓋磁気刺激を用いた脳機能研究 伊良皆啓治 (九大)
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<昼食休憩> |
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座長:岩坂正和 (千葉大) |
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13:15−14:00 |
電磁場はどこまで安全といえるか?−生体作用評価の現状− 池畑政輝、吉江幸子、早川敏雄 (鉄道総研)
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14:00−14:45 |
電磁場生命科学における最近の話題から 宮越順二 (弘前大)
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<休憩> |
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座長:清野智史(阪大) |
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15:00−15:45 |
高周波磁界の医療応用〜磁気ハイパーサーミア〜 中川 貴 (阪大)、阿部正紀(東工大)
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15:45−16:30 |
医療用非接触電力・信号伝送技術の現状 松木英敏 (東北大)
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16:30−17:00 |
総合討論 |
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当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。 |
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