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日本磁気学会第170回研究会
第4回光機能磁性デバイス・材料専門研究会共催
「光と磁気のシナジー技術」
〜次世代ストレージ・光機能磁性デバイス実現のための新技術動向〜


 次世代磁気記録方式として期待されるハイブリッド記録においては、コアとなる記録再生用デバイスに加え、各種方式に適した記録媒体やHDI技術の開発が不可欠であり、磁気記録と光(磁気)記録の両研究分野の技術と人の融合が進んでいます。また磁気光学の分野ではフェムト秒オーダーの高速磁化反転現象が報告され、光と磁気の基礎的な視野に立った研究も盛んに行われています。ハイブリッド記録を実用化に導き、新たな機能磁性デバイスを創出し磁性応用産業を益々発展させるためには、今まで以上に基礎的視野に立った研究も重要となります。
 今回は、近接場やマイクロ波を利用したハイブリッド記録デバイスと記録媒体の現状に加え、光励起磁性現象・高速磁化反転現象・メタマテリアルなど光機能磁性デバイス分野でご活躍の方々からも最新研究成果をご紹介戴きます。関連する多くの方々の参加をお待ちしております。
 
日時: 2010年1月29日(金) 9:30-17:25
場所: 化学会館 7階ホール
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JR・地下鉄、御茶ノ水駅より徒歩3分)
電話: 03-3292-6162
協賛: 電気学会 熱と磁気によるナノ領域スピン制御ストレージ技術調査専門委員会
(依頼中)IEEE Magnetics Society Japan Chapter, 応用物理学会, 金属学会, 電子情報通信学会
参加費: 無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
問合せ先: 日本磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106
オーガナイザ: 加藤剛志(名大),喜々津 哲(東芝),村上善照(シャープ),中川活二(日大),井上光輝(豊橋技術科学大)

プログラム:
座長:喜々津 哲(東芝)
09:30-10:10 フェリ磁性GdFeCo合金の磁化ダンピング特性
塚本 新1,2, 佐藤哲也1, 清水崇博1, 鳥海紳悟1, 伊藤彰義1(1日大, 2JSTさきがけ)
10:10-10:50 円偏光パルスで誘起された反強磁性体のスピン歳差運動
佐藤琢哉, 飯田隆吾, 志村 努, 黒田和男, 植田浩明, 上田 寛(東大)
10:50-11:30 自己集積ナノシリカ球上のFePt
伊藤彰義, 塚本 新, 葉 日宏, 大亀宗壽, 水澤謙太(日大)
昼休み
座長:中川活二(日大)
12:30-13:10 高速ネットワーク用光バッファーメモリとして機能するスピン‐光子メモリの提案
バデム ザエツ, ジョン クリストフ ルブレトン, 斉藤秀和, 湯浅新治, 安藤功兒(産総研)
13:10-13:50 プラズモニック・メタマテリアルとその加工法
田中拓男(理研)
13:50-14:30 マルチフェロイックフォトニック結晶の光変調機能
後藤太一1, 山口貴志2, 久米章博1, 佐藤 洋1, 高木宏幸3, 井上光輝1 (1豊橋技科大, 2TSフォトン, 3豊田高専)
休憩
座長:加藤剛志(名大)
14:45-15:25 熱アシスト磁気記録のための導光構造
平田雅一, 田邉幸子, 朴 馬中, 大海 学, 千葉徳男(セイコーインスツル)
15:25-16:05 熱アシスト磁気記録用集積光学系の開発
松本拓也, 清水淳一郎, 難波入三, 岩邊泰彦, 荒井 聡, 高橋俊雄, 佐々木重幸, 中村滋男, 赤城文子,宮本治一(日立)
16:05-16:45 光アシスト磁気記録に適した近接場光発生器の設計
大澤 耕1, 西田直樹1, 波多野 洋2 (1コニカミノルタテクノロジーセンター, 2コニカミノルタオプト)
16:45-17:25 マイクロ波アシスト記録のための効率の良い高周波磁界印加方法
五十嵐万壽和, 鈴木良夫, 宮本治一, 城石芳博(日立)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。