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「ここまできた次世代ハイブリッド記録の基礎技術」
高度情報社会を支えるストレージデバイス,とりわけハードディスクドライブの高密度化・大容量化は近年めざましく進歩し,TV録画装置,携帯AV端末,カーナビ等,従来のコンピュータ用ストレ−ジの枠を超え,種々の応用分野に適用されて,更なる高密度化・大容量化が要求されております.その一方で,高密度化に対する技術障壁はますます高くなっておりますが,ハイブリッド記録技術は,これらの障壁を乗り越える技術として,ますます期待が膨らんできおり,基礎研究も着実な進展を見せております.
本研究会では,ハイブリッド記録技術の分野でご活躍されている第一線の研究者をお招きし,ハイブリッド記録の根幹に挑戦するヘッド技術,記録材料技術,および関連の深い分野として,積層ディスクによる大容量化を実現した光ディスクの実演を交えた紹介を通し,幅広くディスカッションしたいと考えております.この分野にご興味をお持ちの多くの皆様の参加をお待ちしております.
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日時: |
2006年11月17日(金)10:00〜17:30 |
場所: |
新国際ビル9F(社)日本交通協会
(JR有楽町駅より徒歩3分) |
協賛: |
電気学会 ナノ熱磁気記録調査専門委員会 IEEE Magnetic Socety Japan Chapter |
参加費: |
無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員) |
資料代: |
1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生) |
問合せ先: |
日本応用磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106 |
オーガナイザ: |
加藤剛志(名古屋大) ,喜々津哲(東芝),中沖有克(ソニー),中川活二(日大),尾留川正博(松下) |
プログラム: |
座長:尾留川 正博(松下) |
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10:00-10:40 |
ハイブリッド記録の最近の動向とプラズモンアンテナを用いた基礎実験装置
中川 活二,金 周英(日大) |
10:40-11:30 |
擬似体積記録型新テラバイト光ディスクストレージ(SVOD)
粟野 博之*,吉田 隆**(*日立マクセル,**日立) |
昼休み |
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座長:中沖 有克(ソニー) |
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13:00-13:40 |
高NA光磁気ヘッドを用いた熱アシスト磁気記録の基礎検討
上村 拓也,森河 剛,下川 聡,濱口 慎吾,松本 幸治(富士通研) |
13:40-14:20 |
加熱記録のマイクロ磁区シミュレーション
サイモン グリーブス,村岡 裕明(東北大) |
14:20-15:00 |
GdFeCoフェリ磁性体の超高速磁化ダイナミクス
塚本 新*, 伊藤 彰義*, D. Stanciu**, A. Kimel**, F. Hansteen**, A. Kirilyuk** and T. Rasing** (*日大, **Radboud Univ.)
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休 憩 |
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座長:加藤 剛志(名大) |
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15:20-16:00 |
SmCo5垂直磁化ストレージ媒体の磁気的性質
朝日 透,佐山 淳一,山下 勇気,逢坂 哲彌(早大) |
16:00-16:40 |
熱アシスト磁気記録用L10 Fe-Ni-Pt膜の磁気特性
金子 正彦*, **,末木 謙吾**,北本 仁孝**(*ソニー,**東工大) |
16:40-17:20 |
Fe/Pt積層構造からのc軸配向FePt規則合金薄膜の形成
中川 茂樹(東工大) |
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当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。 |
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