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日本応用磁気学会第150回研究会
第22回化合物新磁性材料専門研究会
「Mn系磁性材料の物性と応用」

 Mnは3d遷移金属の中でも多様なイオン価数をとり、そのスピン状態で特異な磁気的性質を示すことが知られています。このMnをキーワードに広い分野にわたる最新のトピックを集めて、広範な研究紹介を企画しました。Mnを含む合金、化合物は多岐にわたる磁性を示し、Mn系分子磁石、III-V族化合物半導体にMn添加した希薄磁性半導体、ペロブスカイト型Mn酸化物のコメンシュレート反強磁性による強誘電性など、磁気デバイスへの新しい可能性が期待されます。本研究会では、このようなMn系磁性材料デバイスを実現するための基礎から応用までに関する最前線の研究を第一線で活躍される講師の方々に紹介していただき、新しいデバイス創出にむけて議論を深めていきたいと考えております。
  是非、この機会に多くの方のご参加をお待ちしております。
 
日時: 2006年10月18日(水) 10:00〜17:00
場所: 化学会館 6階大会議室
東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会 化学会館 (JRお茶の水駅より徒歩3分)
参加費: 無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
協賛: IEEE Mag. Soc. Japan Chapter、日本金属学会、電気学会、電子情報通信学会、日本物理学会、応用物理学会、日本化学会
問合せ先: 日本応用磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106
オーガナイザ: 川中浩史(産総研)、近藤 剛(東工大)、三俣千春(日立金属)、柳原英人(筑波大)

プログラム:
座長:川中浩史(産総研)
10:00-10:10 はじめに
    川中浩史(産総研)
10:10-10:50 巨大な電気磁気効果を示すMn酸化物
    有馬 孝尚(東北大)
10:50-11:30 逆ペロフスカイト構造をもつMn窒化物
    竹中 康司 (理研)
11:30-12:10 磁気コンプトンプロファイル測定による電子・軌道状態の観測 - 層状Mn酸化物に焦点をあてて -
    小泉 昭久(兵庫県立大)
12:10-13:20 昼食
座長:柳原英人(筑波大)
13:20-14:00 Mn3Ir反強磁性合金による巨大交換バイアス
    角田匡清(東北大)、三俣千春(日立金属)、中村哲也(JASRI/SPring-8)、高橋研(東北大)
14:00-14:40 (Ga,Mn)As・(In,Mn)Asにおける磁性の電界制御
    千葉大地、松倉文礼、大野英男(東北大)
14:40-15:20 Mn酸化物でのトンネル磁気抵抗素子
    石井裕司、山田浩之、佐藤弘、赤穗博司(産総研・CREST-JST) 、川崎雅司(東北大金研・産総研)、十倉好紀(東大工・産総研)
15:20-15:30 休憩
座長:三俣千春(日立金属)
15:30-16:10 Mn系分子磁石の理論解析
    草部 浩一(阪大基礎工)
16:10-16:50 単一分子磁石の合理的合成法
    大塩 寛紀 (筑波大)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。