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日本応用磁気学会第144回研究会
第13回ナノマグネティックス専門研究会共催
「実用化段階を迎えた垂直磁気記録」

  ハードディスクドライブ(HDD)は、コンピュータ用ストレージの枠を超えて、TV録画装置、携帯AV端末、カーナビなど種々の応用分野に適用を拡大しています。特にAV分野への適用拡大に伴い、更なる高密度化、大容量化が要求され、垂直磁気記録への期待がますます大きくなっています。そのような状況の中、垂直記録HDDを搭載した携帯音楽プレーヤも発売され、いよいよ垂直磁気記録が実用化段階を迎えました。
  本研究会では、垂直磁気記録の最近の技術動向を探るため、媒体を中心に、ドライブやヘッドも含めた各分野の最新状況を紹介していただき、今後の展開を議論したいと思います。この分野に携わる方々はもちろん、HDDに興味のある方々のご参加をお待ちしております。
 
日時: 2005年10月21日(金) 10:00 - 16:40
場所: 化学会館6階大会議室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
URL: http://www.chemistry.or.jp/kaimu/office/map.html
協賛: IEEE Magnetics Society Japan Chapter, 日本物理学会, 応用物理学会,日本金属学会、電子情報通信学会,電気学会
参加費: 無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
問合せ先: 日本応用磁気学会事務局
(Tel: 03-5281-0106,Fax: 03-5281-0107)
オーガナイザ: 五十嵐万壽和(日立)、岩崎仁志(東芝)、 島津武仁(東北大)、田中厚志(富士通研)、戸田順三 (富士通研)、西岡浩一(日立GST)、三俣千春(日立金属)

プログラム:
座長:三浦義正(信州大)
10:00-10:40 「垂直磁気記録の高密度化への今後の展開」
   青井基 (東北大)
10:40-11:20 「垂直磁気記録方式を用いたハードディスクドライブ」
    竹尾昭彦 (東芝デジタルメディアネットワーク)
11:20-12:00 「高密度垂直磁気記録技術」
     西田靖孝、田河育也 (日立)
12:00-13:00 昼食
座長:岩崎仁志(東芝)
13:00-13:40 「垂直磁気記録用ヘッドにおける磁極材料および磁区構造のポールイレージャーに対する影響」
   平田京 (TDK)
13:40-14:20 「CoPtCr-SiO2垂直媒体の現状と課題」
    竹野入俊司 (富士電機アドバンストテクノロジー)
14:20-15:00 「 Co-Pt-TiO2膜の磁気特性と膜構造」
    有明順、千葉隆、本多直樹 (秋田県高度技術研究所)
15:00-15:20 休憩
座長 細江 譲(日立)
15:20-16:00 「グラニュラ垂直磁気記録媒体の高密度化に向けて」
    島津武仁、北上修、青井基、村岡裕明、中村慶久(東北大)
16:00-16:40 「L10-FePt薄膜の微細構造と磁気特性 〜FePt垂直磁気記録媒体実現のための材料的課題〜」
    高橋有紀子、宝野和博 (物質・材料研究機構)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音を遠慮いただいております。