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「超微細構造磁性体の物理」
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最近、応用の観点からも基礎物理の観点からも、微小サイズの磁性体の振る舞いが 注目を集めております。GMRヘッド、MRメモリー、スピントランジスター等々の 例にも挙げられるように、微細サイズの導入故に現れる新機能、逆に実用化の為に必 要な微細化故に現れる問題点等、両方の側面から対応してゆくことが求められていま す。磁性体を含む系のサイズを微細化するとことでこれまでと異なるどんな現象が起 きるのか、その基本に立ち返って理解を深めることは、これからの先端材料研究にと っても欠かせないこととなっています。この研究会は、微小サイズの磁性体の示す新 しい現象に的を絞り、あまり知られていない最先端の物理を基礎として、これからの 実用化の可能性の提案までを講師の方々に展望していただく予定です。
会員の皆様方は勿論のこと、特に磁性分野に関心のある学生の方々にも振るってご 参加いただきたいと思います。
日 時:平成8年5月24日(金)
場 所:商工会館
協賛:日本物理学会、応用物理学会、日本金属学会
オーガナイザー:佐藤英行(都立大)、小柳剛(山口大)、高梨弘毅(東北大)、
高野良樹(日大)、仲谷栄伸(電通大)
プログラム:
座長 高梨弘毅(東北大)
1.13:00-14:00 ナノ構造磁性体の磁性と伝導
前川禎通(名大工)
2.14:05-14:50 半導体・磁性体複合微細構造における伝導
家 泰弘(東大物性研)
休憩(14:55-15:10)
座長 小柳 剛(山口大)
3.15:10-15:55 超微細構造磁性体およびその複合構造体の磁気・伝導特性
大谷義近 (東北大工)
4.16:00-16:45 反強磁性構造Mn酸化物の超伝導近接効果と巨大磁気抵抗効果
小園裕三 (日立) |
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