専門研究会


    第41回光スピニクス専門研究会
    「ブロードバンド時代の磁気光学デバイス」

     最近の光ネットワーク速度の向上には目を見張るものがあります。本年中には100Mbpsの高速光ファーバーが家庭まで直接接続されるようになり、さらにはギガbps光ネットワークの事業化の可能性も報道されています。これにより今後新しい使用形態やアプリケーションが発生し、だれもが超高速光ネットワークをあたりまえのものとして使用する時代が来る可能性があります。光アイソレータや光サーキュレータなどの磁気光学デバイスはギガbps以上の高速光ネットワークには不可欠のデバイスであり、その生産量は急激な増大を示しています。現在その多くは、基幹的なレベルの光ネットワークに使用されていますが、今後はよりユーザーに近いレベルにも必要になる可能性があります。その場合には、より低コストで高信頼なデバイスが必要とされ、それを実現するために材料やデバイス構造に多くの課題が出てくるものと思われます。今回の特別専門研究会は、このような問題意識に基づいて企画されました。ネットワークや磁気光学デバイスの現状の把握とともに、今後の磁気光学デバイスの開発課題について参加者の皆様と活発な議論をしていきたいと思います。ぜひ奮ってご参加ください。


    日 時:6月12日(火)  13:30〜17:15
    場 所:東京工業大学 (大岡山)南3号館2階第1会議室(201号室)
    (大井町線・目蒲線 大岡山下車 徒歩5分)
    参加費:無料
    連絡先:安藤功兒(産総研)  E-mail: ando-koji@aist.go.jp

    −−−−−−−−−−プログラム−−−−−−−−−−−

    13:30−14:30  「光送受信モジュールの現状と展望」    大木 明(NTT)
    14:30−15:30  「磁気光学デバイスの現状と展望」     福島 暢洋(富士通)

    (15:30−15:45 休憩)

    15:45−16:45  「導波路型磁気光学デバイスの現状と展望」 水本 哲弥(東工大)
    16:45−17:15   自由討論