第9回光スピニクス専門研究会

「フォトンで磁性を制御する」

光を用いた磁性の制御には従来から多くの関心がよせられ、その 成果はすでに光磁気メモリーなどとして実用化されています。 その多くは、光加熱による熱効果を利用したものですが、熱効果 によらない光誘起キャリアーの励起・注入を利用した直接的な磁 性制御の可能性には基礎的にも応用の面からも大きな期待がかけ られております。 今回は、最近新しい光磁性物質を開発されたお二人の講師をお招 きし、この分野の可能性と課題を討議したいと存じます。 多数のご参加をお待ちしています。

日時: 平成8年10月22日(火曜日) 14:00〜17:00
場所: 東京工業大学大岡山キャンパス
  電子・情報系会議室(南3号館2階)
参加費: 無料

プログラム

14:00〜 「光が誘起する強磁性:新しい希薄磁性半導体(InMn)As」 腰原 伸也(東工大物理)
15:00〜 (休憩)
15:15〜 「分子磁性体による光モーターの可能性」 橋本 和仁(東大応用化学)
16:15〜 自由討論

問い合わせ先:安藤功兒(電総研)
ando@etl.go.jp
TEL:0298-58-5455 FAX:0298-58-5434