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(平成24年4月1日〜平成25年3月31日)
- I 事 業
本年度の学術講演会、研究会、講習会、専門研究会、学会誌発行、表彰、国内外関連機関との交流等の各事業は次の計画により行う。
1.研究発表会、講演会等の開催(定款4条1号)
- 1.1 学術講演会
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磁気に関する基礎から応用までの全般にわたる研究成果の発表・討論の場として学術講演会を年度内に1回開催する。
本年度は平成24年10月2日(火)から5日(金)まで奈良県新公会堂および東大寺総合文化センター(奈良県)において学術講演会を国際会議とした第2回International Conference of the Asian Union of Magnetics SocietiesをAsian Union of Magnetics Societies(AUMS)と共同で開催する。本年度の学術講演会は、これまでの学術講演会で扱った国内外の新しい磁気に関する研究成果をもれなく集め、さらに、中国、韓国、台湾からの発表を含め、約80セッションを設け約500篇の講演論文を集めて行う予定。
- 1.2 研究会
- 新しくまた興味深い応用磁気を主題とした研究会を、年に6回を原則として定期的に開催する。本年度の研究会の開催計画は次のとおりである。
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開催期日
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研究会の主題(仮題)
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第184回 |
平成24年 5月 |
強磁場を利用した物質分離技術 |
第185回 |
平成24年 7月 |
日本磁気学会と元素戦略 |
第186回 |
平成24年11月 |
ナノマグネティクスの物理 |
第187回 |
平成24年12月 |
ナノバイオ技術 |
第188回 |
平成25年 1月 |
高周波・無線給電・省エネルギー技術 |
第189回 |
平成25年 3月 |
モーター・発電における永久磁石 |
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- 1.3 講習会、公開講座
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- 「日本磁気学会初等磁気工学講座」と「日本磁気学会サマースクール」を開催する。
- 青少年を対象に、磁気に関する啓蒙的講座 「公開講演会」を年2回開催する。対象を高校生
や社会人への拡大を検討する。
- 「岩崎コンファレンス」は、実行委員会を組織して第2回の実行計画を立案し、実施に向けて準備を進める。
- 1.4 専門研究会
- ナノマグネティックス専門研究会、ナノバイオ磁気工学専門研究会、化合物新磁性材料専門研究会、光機能磁性デバイス・材料専門研究会、スピンエレクトロニクス専門研究会および強磁場応用専門研究会を平成23年度に引き続き、それぞれ年数回開催する。
- 2.学会誌、その他の図書の刊行(定款4条2号)
- 2.1 学会誌および会報の発行
- 論文誌「Journal of the Magnetics society of Japan」を、平成24年度内にVol.36, No.3(通巻第258号)からVol.37, No.2(通巻第263号)まで隔月で、年度内6回発行する。また会報「まぐね」を平成24年度内にVol.7, No.2(通巻第69号)よりVol.8, No.1(通巻第74号)まで隔月で、年度内6回発行する。「Journal of the Magnetics society of Japan」は日本語ならびに英語の原著論文に加えて、レビュー論文を掲載し、「まぐね」は特集記事を中心に、連載講座、解説、トピックス、特別企画など磁気分野の最新情報の発信源とする。
- 2.2 出版活動の推進
- 出版事業を推進する。磁気便覧刊行に向けて編集作業を行う。
- 2.3
- Journal of the Magnetics Society of Japanの電子ジャーナルとしての維持管理をおこなう。
- 2.4 Journal of the Magnetics Society of Japanの機関購読の拡大
- Journal of the Magnetics Society of Japanのcitation向上を目的に、大学、公的研究機関を対象として定期購読できる機関購読の拡大を継続して図る。また、機関購読募集の案内を学会HPに掲載する。
- 2.5 ICAUMS2012論文集
- ICAUMS2012論文集を編集する。
- 2.6 その他
- ISI登録再申請に向けて、他紙におけるJMSJ論文の引用件数増大に向けて、会員への協力依頼を継続して行う。
- 3.研究及び調査の実施(定款4条3号)
- 3.1 電子化の推進
- 会員サービスの拡大のための技術情報サービスやメールマガジンの充実を図る。
- 3.2 会員獲得のための広報活動強化
- 各種会合,講演会,展示会などにおける学会広報活動を強化し,ポスターや入会案内パンフレットなどによる会員入会勧誘を積極的に推進する。
- 3.3 ホームページの充実
- 学会ホームページのQ&Aなどのコンテンツの充実や広告掲載などにより広告収入の増加を図る。
- 4.研究の奨励及び研究業績の表彰(定款4条4号)
- 本年度は学会賞、業績賞、優秀研究賞、論文賞、学術奨励賞(内山賞)、学生講演賞(桜井講演賞)、技術功労賞、新技術・新製品賞、学会活動貢献賞および出版賞の表彰を行う。
- 5.内外の関連学協会との連絡及び協力(定款4条5号)
- 米国電気電子学会(IEEE)のMagnetics Society、韓国磁気学会(KMS)、台湾磁気技術協会(TAMT)、ロシア磁気学会および中国、英国、ドイツ、フランス等、国内外の関連学会団体と相互協力および情報交換を行う。AUMS(日本、韓国、中国、台湾)を 母体に、アジアでの協調体制確立に努め、第2回ICAUMS 2012(日本磁気学会およびAUMS共同主催の国際会議)を奈良で開催する。
- II 会 議
- この年度に開催する主要な会議である総会、理事会および顧問会は次により実施する。
- 1. 総会
- 本年度の通常総会は平成24年5月25日(金)に開催し、平成23年度事業報告および収支決算、平成24年度事業計画および収支予算などについて審議・議決する。
- 2. 理事会
- 本年度の理事会は、原則として6回開催し、総会および顧問会への提出議案の作成、
総会での決定事項の実施、会務の整備、各事業の充実等について審議する。
- 3. 顧問会
- 顧問会は、学術講演会開催時に開催し、学会の諸活動に関して会長および理事会に意見を具申する。
- 4. その他
- 名誉会員および賛助会員の学会活動に対する意見を集めるため、名誉会員懇談会および賛助会員懇談会をそれぞれ年1回開催する。
- III 公益法人制度改革について
- 公益社団法人の認定を受けた自律した法人となる様に諸規定類の整備を進める。
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