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(平成22年4月1日〜平成23年3月31日)
- I 事 業
本年度の学術講演会、研究会、講習会、専門研究会、学会誌発行、表彰、国内外関連機関との交流等の各事業は次の計画により行う。
1.研究発表会、講演会等の開催(定款4条1号)
- 1.1 学術講演会
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磁気に関する基礎から応用までの全般にわたる研究成果の発表・討論の場として学術講演会を年度内に1回開催する。
本年度は平成22年9月4日(土)から7日(火)までつくば国際会議場(茨城県)において第34回日本磁気学会学術講演会を開催する。本年度の学術講演会は、これまでと同様に国内外の新しい磁気に関する研究成果をもれなく集め、約80セッションを設け約500篇の講演論文を集めて行う予定である。
- 1.2 研究会
- 新しく、また興味深い磁気を主題とした研究会を、年に6回を原則として定期的に開催する。本年度の研究会の開催計画は次のとおりである。
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開催期日
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研究会の主題(仮題)
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第172回
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平成22年 5月
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ナノ磁性体・磁性素子の作成〜トップダウンとボトムアップ〜 |
第173回
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平成22年 8月
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エネルギー関連技術としての熱と磁気 |
第174回
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平成22年10月
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スピンクロスオーバー現象の物理 |
第175回
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平成22年12月
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ナノ物質の電磁気学 |
第176回
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平成23年 1月
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ここまで来た磁気ハイパーサーミア |
第177回
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平成23年 3月
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最先端情報ストレージ技術 |
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- 1.3 講習会、公開講座
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- 「MSJ初等磁気工学講座」とMSJサマースクール「応用磁気の基礎」を開催する。
- 青少年を対象に、磁気に関する啓蒙的講座を年2回開催する。
- 1.4 専門研究会
- ナノマグネティックス専門研究会、ナノバイオ磁気工学専門研究会、化合物新磁性材料専門研究会、光機能磁性デバイス・材料専門研究会、スピンエレクトロニクス専門研究会および強磁場応用専門研究会を平成21年度に引き続き、それぞれ年数回開催する。
- 2.学会誌、その他の図書の刊行(定款4条2号)
- 2.1 学会誌および会報の発行
- Journal of the Magnetics Society of Japanを、平成22年度内にVol.34, No.3(通巻第245号)からVol.35, No.2(通巻第250号)まで、隔月で年度内6回発行する。
会報「まぐね」をVol.5, No.4(通巻第52号)からNo.12(通巻第60号)まで毎月発行し、平成23年2月発行のVol.6, No.1(通巻第61号)から隔月で発行する。22年度内で会報「まぐね」を10回発行する。
Journal of the Magnetics Society of Japanは日本語ならびに英語の原著論文を掲載する。会報「まぐね」は特集記事を中心に、連載講座、解説、トピックスなど磁気分野の最新情報の発信源とする。
- 2.2 出版活動の推進
- 出版WGを組織し、出版事業を推進する。平成22年度は、教科書シリーズ;スピントロニクス(理論編)、磁気工学、参考書シリーズ;垂直磁気記録、磁性の電子論、ハンドブックとして磁気イメージハンドブックを発行し、また、磁気便覧の刊行を進める。
- 2.3 Journal of the Magnetics Society of Japanの機関購読の拡大
- Journal of the Magnetics Society of Japanのcitation向上を目的に、大学、公的研究機関を対象として機関購読の拡大を図る。
- 3.研究及び調査の実施(定款4条3号)
- 3.1 電子化の推進
- 会員サービスの充実のためのインターネットによる情報サービス向上を図る。具体的には、日本応用磁気学会当時の論文を電子化し、J-Stageアーカイブへの掲載をすすめる。さらに、電子メール等を中心とする各種サービスなどさらなる充実を行う。
- 3.2 会員獲得のための広報活動強化
- 理事会を中心とした学会将来ビジョン検討を進め、会員ニーズ把握のためのアンケート実施、賛助会員制度の見直しなどを行い、より魅力ある学会への変革検討を進める。
- 4.研究の奨励及び研究業績の表彰(定款4条4号)
- 本年度は学会賞、業績賞、優秀研究賞、論文賞、学術奨励賞(内山賞)、学生講演賞(桜井講演賞)、技術功労賞、新技術・新製品賞、および出版賞の表彰を行う。
- 5.内外の関連学協会との連絡及び協力(定款4条5号)
- 米国電気電子学会(IEEE)のMagnetics Society、韓国磁気学会(KMS)、台湾磁気技術協会(TAMT)、ロシア磁気学会および中国、英国、ドイツ、フランス等、国内外の関連学会団体と相互協力および情報交換を行う。国際化委員会では、Asian Union of Magnetics Societies (AUMS) (日本、韓国、中国、台湾)を 母体に、アジアでの協調体制確立に努め、第2回ICAUMS(AUMS主催の国際会議)日本開催のための 準備を進める。
- II 会 議
- この年度に開催する主要な会議である総会、理事会および顧問会は次により実施する。
- 1. 総会
- 本年度の通常総会は平成22年5月21日(金)に開催し、平成21年度事業報告および収支決算、平成22年度事業計画および収支予算、定款変更、などについて審議・議決する。
- 2. 理事会
- 本年度の理事会は、原則として6回開催し、総会への提出議案の作成、総会での決定事項の実施、会務の整備、各事業の充実等について審議する。
- 3. 顧問会
- 顧問会は、原則年1回開催し、学会の諸活動に関して会長および理事会に意見を具申する。
- III 公益法人制度改革について
- 日本磁気学会は文部科学省の許可のもと、社団法人の法人格を取得し、設立以来活動を進めてきたが、平成20年度12月より新公益法人制度が施行された。これに伴い、日本磁気学会は、新たに、公益社団法人を目指した、公益認定申請手続きを進める。
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