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組織・構成
平成15年度(2003年度)事業報告

(平成15年4月1日〜平成16年3月31日)

1.事業の状況

1.1 第27回日本応用磁気学会学術講演会
期    日 平成15年9月16日(火)〜9月19日(金)
会    場 大阪大学吹田キャンパス
実行委員長 山本 雅彦 (大阪大学)
講演件数 524件
セッション数 72(一般)、5(シンポジウム)、6(ポスター)
参加者 920名
1.2 研究会
第130回から135回までの6回の研究会を下記の通り開催した。

1) 第130回  省エネルギーにつながるモータの高性能化技術
期日  平成15年5月22日(木)
会場  中央大学駿河台記念館(東京都)
参加者 63名
2) 第131回  電磁ノイズ吸収技術の高周波化、スケールダウンの現状と将来像
期日  平成15年7月4日(金)
会場  日本化学会 化学会館(東京都)
参加者 68名
3) 第132回  磁気素子作製のための微細構造制御技術の最新
期日  平成15年11月28日(金)
会場  中央大学駿河台記念館(東京都)
参加者 43名
4) 第133回  胎動期を迎えた光・磁気ハイブリッド記録
         (第7回ハイブリッド記録専門研究会共催)
期日  平成15年12月9日(金)
会場  日本大学理工学部 駿河台校舎 (東京都)
参加者 93名
5) 第134回  スピンエレクトロニクスの現状と将来
         (第22回磁性人工構造膜の物性と機能専門研究会共催)
期日  平成16年1月29日(木)〜30日(金)
会場  東京農工大学小金井キャンパス(東京都)
参加者 143名
6) 第135回 垂直磁気記録の最近の技術動向と将来展開
期日  平成16年3月12日(金)
会場  機械振興会館 (東京都)
参加者 106名
1.3 講習会
昨年度に引き続き初等磁気工学講座、サマースクールを開催した。

第8回初等磁気工学講座
期    日 平成15年7月14日(月)
会    場 日立金属 和彊館(東京都)
参加者 43名
第27回MSJサマースクール「応用磁気の基礎」
期    日 平成15年7月15日(火)〜17日(木)
会    場 日立金属 和彊館(東京都)
参加者< 75名

1.4 専門研究会
本年度はナノマグネティックス専門研究会、ハイブリッド記録専門研究会、磁性人工構造膜の物性と機能専門研究会、化合物新磁性材料専門研究会およびナノバイオ磁気工学専門研究会を下記の通り開催した。

1) ナノマグネティックス専門研究会

回 数 期 日 会 場 参加者
第1回 平成15年4月25日 シブヤ・ネクサス 35名
第2回 平成15年6月20日 東芝 科学館 30名
第3回 平成15年10月24日 武蔵野研究開発センター 17名
第4回 平成15年12月5日 東京八重洲ホール 30名
第5回 平成16年2月20日 津田ホール 29名

2) ハイブリッド記録専門研究会

回 数 期 日 会 場 参加者
第3回 平成15年4月23日 日本応用磁気学会事務室 40名
第4回 平成15年6月26日 日大理工学部駿河台校舎 41名
第5回 平成15年8月27日 中大 駿河台記念館 37名
第6回 平成15年10月24日 日大理工学部駿河台校舎 31名
第7回 平成15年12月9日 日大理工学部駿河台校舎 93名
第8回 平成16年2月24日 日大理工学部駿河台校舎 36名

3) 磁性人工構造膜の物性と機能専門研究会

回 数 期 日 会 場 参加者
第20回 平成15年7月11日 東北大(仙台) 40名
第21回 平成15年11月7日 松下電器技術館 30名
第22回 平成16年1月29日 東京農工大 143名
第23回 平成16年3月19日 日大 駿河台校舎 35名

4) 化合物新磁性材料専門研究会

回 数 期 日 会 場 参加者
第9回 平成15年6月27日 早大 理工学部 60名
第10回 平成15年9月18日 阪大 吹田キャンパス 50名
第11回 平成15年12月12日 早大 研究開発センター 35名
第12回 平成16年3月9日 超電導工学研究所 35名

5) ナノバイオ磁気工学専門研究会

回 数 期 日 会 場 参加者
第1回 平成15年5月20日 中大駿河台記念館 58名
第2回 平成15年7月10日 東工大大岡山キャンパス 39名
第3回 平成15年10月7日 東工大大岡山キャンパス 50名
第4回 平成15年12月9日 東工大大岡山キャンパス 38名
第5回 平成16年2月19日 東工大大岡山キャンパス 47名
1.5 学会誌発行
日本応用磁気学会誌を27巻4号から28巻3号まで12回、また
Transactions of the Magnetics Society of Japan を3巻2号から4巻1号まで4回発行した。

1)日本応用磁気学会誌

巻―号 発行年月日 内 容(詳細は各号の目次参照)
27-4 15.4.1 論説「バブル経済が破綻してからの失われた10年」(奥田高士)
解説2件、トピックス1件、連載講座1件、論文97件
総ページ数 466
27-5 15.5.1 論説「Spintronics-Related Research in Taiwan」(Y. D. Yao)
解説1件、トピックス2件、連載講座1件、論文8件
総ページ数 88
27-6 15.6.1 論説「基礎研究・基盤研究について」(那須三郎)
解説2件、トピックス2件、連載講座1件、論文3件
総ページ数 64
27-7 15.7.1 論説「光学と磁性研究の立場から」(金子正彦)
解説3件、トピックス2件、連載講座1件、論文1件
総ページ数 70
27-8 15.8.1 論説「日本の応用磁気教育について考える」(野村龍男)
解説2件、トピックス2件、連載講座1件、論文3件、研究ノート1件
総ページ数 68
27-9 15.9.1 論説「Progress of Magnetics in Korea in Recent Years」(T.D. Lee)
解説1件、トピックス2件、連載講座1件、論文5件
総ページ数 70
27-10 15.10.1 論説「磁気応用の多様性と研究手法」(山田外史)
解説2件、トピックス2件、連載講座1件
総ページ数 48
27-11 15.11.1 論説「工学とは何だろうか?」(志賀正幸)
解説1件、トピックス1件、連載講座1件、論文2件
総ページ数 56
27-12 15.12.1 論説「産学連携今昔」(菊地新喜)
解説1件トピックス2件、連載講座1件、論文2件
総ページ数 66
28-1 16.1.1 論説「国際会議について考える」(前川禎通)
解説1件、トピックス3件、連載講座1件
総ページ数 52
28-2 16.2.1 論説「金属スピントロニクスに思う」(佐橋政司)
解説1件、トピックス3件、連載講座1件、論文18件
総ページ数 130
28-3 16.3.1 解説「企業と研究開発」(山内清隆)
解説2件、トピックス2件、連載講座1件、論文55件
総ページ数 292


2)Transactions of the Magnetics Society of Japan

巻―号 発行年月日 内 容(詳細は各号の目次参照)
3-2 15.5.1 論文6件、総ページ数 24
3-3 15.9.1 論文3件、総ページ数 49
3-4 15.10.1 論文9件、総ページ数 33
4-1 16.2.1 論文9件、総ページ数 42
1.6 表彰
平成15年度(2003年度)学会賞、業績賞、論文賞、出版賞、学術奨励賞、技術貢献賞、 R&D振興賞および優秀講演賞の表彰を下記の通り行った。(学会・業績賞:法橋滋郎委員長、 出版・論文・学術奨励賞:佐藤英行委員長、技術貢献・R&D振興・優秀講演賞:田上勝通委員長)

学会賞: 
宮崎照宣(東北大)
受賞対象:トンネル磁気抵抗素子の研究

前川禎通(東北大)
受賞対象:スピン伝導現象に関する先進的理論研究

業績賞: 
佐藤勝昭(東京農工大)
受賞対象:磁性化合物および磁性人工格子膜の磁気光学効果に関する研究

綱島 滋(名大)
受賞対象:交換結合光磁気記録媒体の研究

論文賞: 
非磁性スペーサ層によるTMRの量子振動の理論
(日本応用磁気学会誌 27巻3号 pp.133〜137)
伊藤博介、井上順一郎、A. Umerski、J. Mathon

高感度・高分解能MFMシステムの開発
(日本応用磁気学会誌 27巻4号 p429-433)
山岡武博,渡辺和俊,白川部喜春,茅根一夫

Soft Magnetic Materials with Bs = 2.4 T for a High-performance Writer
(Transactions of the Magnetics Society of Japan Vol.3 No.1 p17〜21)
池田慎二、田河育也、上原祐二、越川譽生 久保宮敬幸, 兼 淳一

出版賞: 
伊達宗行(阪大名誉教授)
「電子スピン共鳴」培風館、1978年発行

学術奨励賞(内山賞): 
植田晃茂(岩手大):Ni当量を等しくしたSUS304鋼のマルテンサイト変態
角張泰之(東北大):感温磁性フェライトトランスを用いたSMA人工括約筋の温度制御
鎌田芳幸(東芝):ナノインプリントと自己組織化による2.5インチディスク状パターンドメディアの制作
齋藤秀和(産総研):希薄磁性半導体Zn1-xCrxTeの強磁性特性
星野勝美(日立):積層フェリ固定層にFe酸化層を挿入したボトムスピンバルブの磁気抵抗効果と自由層の磁気特性
松下悟史(本田技研):SPICEのための分布巻BLDCMの磁気回路モデル

技術貢献賞: 
試料共振型磁力計による高感度磁化測定法の開発
日本応用磁気学会誌 26巻、5号 p745〜751
増田 宏(東英工業)

R&D振興賞:
特定技術部門
飛世正博、新藤幹夫、岩崎克典、岡島 宏、谷川茂穂(日立金属):開発技術:耐食性、耐熱性に優れた等方性SmFeNボンド磁石の開発
特定技能部門
渡辺 功(東北大学):開発技術:垂直磁気記録ヘッドの技術開発

優秀講演賞:(発表順)
岸 均(富士通)
上野敏幸(東大)
小野敏明(NECトーキン)
関 剛斎(東北大)
野崎隆行(東北大)
加藤龍太郎(長崎大)
関野正樹(東大)
佐野真人(東大)
鈴木良夫(日立)
塚本 新(日大)
近藤龍一(太陽誘電)
神木太朗(東工大)
清野智史(阪大)
葛西伸哉(慶大)
朴載赫(豊橋技科大)
藤田直幸(阪府高専)
畑中真二(東工大)
太田元基(東北大)
神吉輝夫(阪大)
青山 均(愛知製鋼)
薬師寺 啓(東北大)
中川宏之(日立)

1.7 会 合
1)下記の会議を共同主催した。(開催日順)
  • “2nd International Symposium on High Frequency Micromagnetic Devices and Materials”」:ボストン(米国)(4.4)
  • 2003光メモリ国際シンポジウム(ISOM2003):奈良(11.3〜7)

2)下記の会合を共催、協賛または後援した。(開催日順)
  • 日本能率協会 :2003磁気応用技術シンポジウム(4.16〜18)
  • 日本人間工学会:シンポジウム「ケータイ・カーナビの利用性と人間工学」(4.25〜27)
  • 未踏科学技術協会:金子秀夫先生メモリアルセミナー「21世紀の磁性材料の基礎と展望」(5.9)
  • 日本トライボロジー学会:トライボロジー会議2003春(5.12〜14)
  • 東北大学金研:材料の知的製造及び加工に関する第4回国際会議IPMM‘03(5.18〜23)
  • 日本希土類学会:第20回希土類討論会(5.22〜23)
  • 電気学会:第15回「電磁力関連のダイナミック」シンポジウム(5.28〜30)
  • ナノ学会:ナノ学会創立大会(5.29〜31)
  • 日本真空学会:第7回ISSP(Sputtering & Plasma Processes)国際シンポジウム(6.11〜13)
  • 日本機械学会:2003年情報精密機器のメカトロニクスに関する日本・米国機械学会合同会議(IIP/ISPS Joint MIPE)(6.15〜18)
  • 日本シミュレーション学会:第22回日本シミュレーション学会(6.18〜19)
  • 日本時計学会:2003年度春季研究会「ウエアラブル機器のデジタル化に適する小型・低電力AD変換方式の研究」(6.27)
  • CMC研究会:第11回カーボンマイクロコイル研究会(7.15)
  • 電気学会:磁気分離夏の学校「磁気分離を応用した水処理」(8.11〜12)
  • 未踏科学技術協会:第2回ナノサイエンス・サマー道場(8.18〜20)
  • 日本物理学会:科学セミナー「宇宙を見る新しい目」(8.22〜23)
  • 電気学会:電気学会基礎・材料・共通部門大会(8.25〜27)
  • 日本学術会議計測工学専門委員会:計測連合シンポジウム「先端計測2003“計る・測る・量る”(9.5)
  • 日本時計学会:2003年秋季マイクロメカトロニクス学術講演会(9.10)
  • 日経サイエンス:ビジュアル・サイエンス・フェスタ2003(10.4)
  • ISAMM2003:先端磁性材料に関する国際シンポジウム2003(10.8〜9)
  • 新機能素子研究開発協会:2003年度 新機能素子シンポジウム(10.8〜9)
  • 日本MRS:第8回IUMRS先進材料国際会議(10.8〜13)
  • 応用物理学会:第15回非弾性イオン表面衝突国際ワークショップ(10.17〜22)
  • 先端加工機械技術振興協会:機能性材料の3次元微細加工技術講演会−テクノロジー時代の基盤技術―(10.22)
  • 磁気分離研究会:第4回磁気分離研究開発に関するワークショップ(10.25)
  • 国際超伝導産業技術研究センター:第16回国際超伝導シンポジウム(ISS 2003)(10.27〜29)
  • 京都リサーチパーク:TEN2005「科学技術創造立国を支えるT&Iシンポジウム」(10.27〜28)
  • 東北大学:International Symposium on Ultra High Density Spinic Storage System(10.30〜31)
  • 応用物理学会:第32回薄膜・表面物理基礎講座(2003年)(最近注目されている薄膜電子材料の成膜法とその評価)(10.30〜31)
  • 新磁気科学研究会:第7回新磁気科学シンポジウム(11.5〜7)
  • 日本電子部品信頼性センター:第13回 RCJ信頼性シンポジウム(11.5〜7)
  • 磁性流体研究連絡会:日仏磁性流体ワークショップ(11.6)
  • 磁性流体研究連絡会:平成15年度磁性流体連合講演会(11.7)
  • 日本トライボロジー学会:トライボロジー会議 2003 秋(11.11〜13)
  • 日本時計学会:日本時計学会 秋季研究会「オムロン(株)におけるMEMSデバイスとファンダリーサービス」(11.14)
  • 「大学と科学」公開シンポジウム:「21世紀を拓く水素の世界-新材料とクリーンエネルギーシステム-」(11.15〜16)
  • 未踏科学技術協会:第15回傾斜機能材料シンポジウム(機能性材料と様々なバリエーション)(11.20〜21)
  • 日本希土類学会:日本希土類学会第22回講演会(11.21)
  • システム制御情報学会:第46回自動制御計測連合講演会(11.27〜28)
  • 高分子学会:第12回ポリマー材料フォーラム(新時代を拓く高分子材料と技術)(11.27〜28)
  • The Korean Magnetics Society:2003 SOMMA KMS Meeting(International Symposium on Magnetic Materials and Applications)(12.3〜6)
  • CMC研究会:第13回カーボンマイクロコイル研究会「カーボンマイクロコイルを活用した用途・商品開発に繋がる技術情報の提供・交換」(12.5)
  • エコデザイン学会連合:EcoDesign 2003“環境調和型設計とインバースマニファクチャリングに関する国際シンポジウム”(12.8〜11)
  • 21COE実践的ナノ化学国際シンポジウム組織委員会:21COE実践的ナノ化学国際シンポジウム(12.10〜11)
  • 未踏科学技術協会:研究会「スピンナノ研究が拓く新しい電子物性と磁性の世界」(12.18)
  • 産業技術総合研究所:First International Symposium on Standard Materials and Metrology for Nanotechnology(SMAM-1)(3.16 〜17)
  • 日本時計学会:2004年春季マイクロメカトロニクス学術講演会(3.23)
  • 日本AEM学会:第13回MAGDAコンファレンスin仙台「電磁現象及び電磁力に関するコンファレンス」(3.26〜27)
  • 日本金属学会:金属学会シンポジウム「エネルギービーム利用によるナノ材料プロセスと新規材料開発」(3.29)