第75回強磁場応用専門研究会

 第75回強磁場専門研究会では、東京大学物性研究所で、強磁場下において物質の偏光顕微観察を実現する装置を開発されていらっしゃる木下雄斗先生に装置開発の詳細や、実施例についてご講演いただけることになりました。
できるだけじっくりとお話を伺い、議論するため、講演時間を長めにとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

共 催:
低温工学・超電導学会2024年度 第3回 時空間変調磁場の制御と応用に関する調査研究会、応用物理学会 磁気科学研究会
日 時:
2024年11月11日(月)14:00~15:40
開催場所:
ハイブリッド開催
現地会場:大阪大学東京ブランチ 912会議室
(東京都中央区日本橋本町2丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング9階)
参加費:
無料

申し込み:
申込フォーム
参加ご希望の方は上記申込フォームからご登録ください。
Web参加の方には、追ってアクセス情報をご案内します。
*現地会場で参加申込受付は行いません。必ず参加登録をしてご参加ください。
世話人:
秋山庸子(阪大) yoko-ak_at_see.eng.osaka-u.ac.jp
池添泰弘 (日工大) y.ikezoe_at_nit.ac.jp
諏訪雅頼 (阪大) msuwa_at_chem.sci.osaka-u.ac.jp
廣田憲之(物材機構) hirota.noriyuki_at_nims.go.jp
(_at_を@へ変更してください)

プログラム

14:00~15:40
強磁場下における偏光顕微イメージングシステムの開発

○木下雄斗 (東大)

磁場中における偏光顕微観察は、物性分野のみならず、生物、材料科学など幅広い分野へ応用可能である。一方で、磁場印加に用いるマグネットへの制約が大きく強磁場下における偏光顕微観察はあまり行われてこなかった。今回、我々は対物レンズを既存の強磁場印加用マグネット内の試料空間に直接挿入することで定常およびパルス強磁場中で偏光顕微観察可能な装置を開発した。講演では装置の概要および実際の観察例について紹介する。